ふるさと納税でマラソン大会に出る方法|出走権がもらえる大会と選び方

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ふるさと納税でマラソン大会の出走権を探すランナーのイラスト

「走りたい大会があるのに、抽選で当たらない」——人気マラソンほど、エントリーが抽選です。

そんなとき選択肢になるのが、ふるさと納税で出走権がもらえる制度。地方自治体への寄付の返礼品として出走権が手に入り、抽選を待たずに出場を確保できる大会があります。

この記事でわかること
  • ふるさと納税で走れる主要大会
  • 自分に合った大会の選び方
  • 申し込み前の注意点5つ
  • 寄付→エントリー完了までの流れ
  • よくある疑問への答え

社会人ランナーにとって、大会選びで意外と大きいのが「予定を早く決められるかどうか」です。
仕事の繁忙期が読めなかったり、練習時間を確保できるか不安だったりすると、抽選結果を待つ時間も少し落ち着かないもの。
そんなとき、ふるさと納税の出走権枠は「確実に走れる大会を先に決める」ための選択肢になります。

私自身、2026年の金沢マラソンに通常エントリーしました。
「もし抽選に漏れたら、ふるさと納税枠を使うのもありかも」と調べてみたのが、この記事の起点です。

今年は仕事の内容が変わって練習時間が読めなくなり、「抽選に賭けるより、確実に走れる枠を押さえたい」という気持ちが強くなってきました。
同じように迷うランナーへ向けて、ふるさと納税でマラソン大会に出る方法を整理します。

ふるさと納税とは?

地方自治体への寄付の返礼品として、マラソン大会の出走権や出走権付きプランを選べる仕組みです。
抽選を待たずに出場機会を確保しやすいのがメリットですが、参加料の有無・出走者条件・居住地制限などは大会ごとに異なります。申し込み前に、必ず大会公式サイトや返礼品ページで最新情報を確認しましょう。
※東京マラソンの「チャリティ枠」は別の仕組みです。

注意:この記事の情報は2026年6月時点のものです。申し込み前に必ず各大会の公式サイト・ふるさと納税ページで最新情報を確認してください。

目次

ふるさと納税で出走権がもらえる主要マラソン大会の例

まずは「どの大会に枠があるのか」の全体像から。ここに挙げるのは主要な大会の例で、すべてを網羅したものではありません。最新の情報は大会公式HPや各ポータル(楽天ふるさと納税・ふるさとチョイス・さとふる等)で確認できます。

※寄付額・受付期間・定員・参加料の有無は年度によって変わります。この記事では具体的な金額は掲載せず、各大会の公式ページで確認すべきポイントを整理しています。

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大会開催月・地域枠タイプ公式情報
金沢マラソン10月・石川抽選回避公式
新潟シティマラソン10月・新潟先着公式
横浜マラソン10月・神奈川抽選回避公式
神戸マラソン11月・兵庫抽選回避公式
つくばマラソン11月・茨城先着公式
福岡マラソン11月・福岡抽選回避公式
NAHAマラソン12月・沖縄先着公式
奈良マラソン12月・奈良先着公式
大阪マラソン2月・大阪抽選回避公式
京都マラソン2月・京都抽選回避公式
かすみがうらマラソン4月・茨城先着公式
黒部名水マラソン5月・富山先着公式
函館マラソン6月・北海道先着公式
網走マラソン9月・北海道先着公式

実際に寄付する手続きは各ポータルから行います。

大会によって対応するポータルが決まっているため、大会公式HPで確認したり「大会名+ふるさと納税」で検索して、対応ポータルを確認してから申し込みましょう。

ふるさと納税マラソン枠の選び方|目的別に考える

ふるさと納税でマラソン大会に出るメリットは、大きく2つあります。

  • 人気大会の抽選を回避して、出走権を確保しやすくなること
  • 参加料込みの返礼品を選ぶことで、実質負担を抑えながら大会に参加できること。

どちらを重視するかで、選ぶ大会は変わります。

注記

後述の大会は一例です。ふるさと納税枠の有無、寄付額、参加料、受付期間、対象種目は年度によって変わります。申し込み前に必ず各大会の公式サイトやふるさと納税ポータルで最新情報を確認してください。

タイプ①:抽選を回避したい(人気大会に確実に出たい)

人気大会の中には、通常エントリーが抽選になる大会もあります。

「どうしてもこの大会を走りたい」
「抽選結果を待たずに予定を決めたい」

「仕事や家庭の予定があるので、早めにスケジュールを確定させたい」

そんな人にとって、ふるさと納税の出走権枠は選択肢になります。
ただし、このタイプは「安く大会に出る」というより、抽選を回避して出走機会を確保するための枠と考える方が近いです。

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大会開催時期ひとことで言うと
金沢マラソン10月・石川寄付額を抑えつつ人気大会に出たい人へ。北陸の街と食も魅力
横浜マラソン10月・神奈川都市型大会。比較的申し込みやすい
神戸マラソン11月・兵庫新コースで終盤の起伏が緩和。海沿いの景色を楽しみたい人へ
福岡マラソン11月・福岡海沿いを走る人気大会
京都マラソン2月・京都古都を走れる人気大会。予算に余裕がある人向け
大阪マラソン2月・大阪大都市の大会を確実に走りたい人へ

タイプ②:先着順の大会に、お得に出たい

一般エントリーが先着順の大会は、受付開始直後に申し込めば出走権を確保しやすいですが、ふるさと納税の返礼品として「参加料込みの出走権」が用意されている大会もあります。

「どうせ税金を払うなら、趣味のマラソンに使いたい」
「参加料込みの返礼品があるなら活用したい」

そんな人にとっては、参加料込みの返礼品を選ぶのもおすすめです。
寄付による控除を受けられるため、実質負担を抑えながら大会に参加できます

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大会開催時期ひとことで言うと
かすみがうら4月・茨城参加料込みの返礼品が選べる
黒部名水マラソン5月・富山参加料込みの返礼品が選べる
函館マラソン6月・北海道涼しい時期に走りたい人へ
網走マラソン9月・北海道オホーツクの景色が魅力
新潟シティ10月・新潟枠が少なめなので早めの申込みを
つくばマラソン11月・茨城人気大会のため早めの申込みを
NAHAマラソン12月・沖縄旅ランと組み合わせたい人へ
奈良マラソン12月・奈良世界遺産を巡るコース

金額や受付状況は変わりやすいので、ここでは大会の雰囲気を中心に紹介しました!

練習時間や仕事の予定が読みにくい時期は、先に出走権を確保できるだけでも安心感があります。

特に抽選倍率の高い大会に出たい場合は、ふるさと納税を活用することで、出走機会を確保しつつ、練習計画や遠征予定を立てやすくなります。

金沢・京都・神戸…注目大会のふるさと納税枠

「結局どれが自分に合う?」の判断材料に、ここでは私が実際にエントリーまたは出走した経験のある大会、もしくは多くのランナーが気になる定番大会をピックアップして、もう少し具体的に紹介します。

抽選回避を重視したい人向け
  • 金沢マラソン
    人気大会の抽選回避枠として検討しやすい大会。北陸新幹線でアクセスしやすく、旅ランとの相性も良いです。
  • 神戸マラソン
    海沿いの景色を楽しめる都市型大会。コースや参加条件は年度によって変わるため、公式情報の確認がおすすめです。
  • 京都マラソン
    古都を走れる人気大会。寄付額や参加料の扱いは年度ごとに確認が必要です。
旅ランと組み合わせたい人向け
  • NAHAマラソン
    12月の沖縄開催。旅ランと組み合わせたい人に向いています。
  • 函館マラソン
    北海道で走れる大会。私自身ハーフを走ったことがあり、海沿いの雰囲気が印象に残っています。
遠征費も少し抑えられるかも

ふるさと納税の返礼品には、大会開催地で使える旅行券やクーポンが用意されていることもあり、宿泊費や現地での食事代など、マラソン遠征にかかる費用を少し抑えられるかもしれません。気になる大会があるときは、ふるさと納税のポータルサイトで「○○市 旅行券」や「○○市 宿泊券」と検索してみてください。

🔍 各ポータルでの検索はこちらから

ふるさと納税でマラソンに出る前の注意点

知らずに申し込むと「結局、思ったより高くなってしまった‥」となってしまうかもしれません。ふるさと納税でマラソンを申し込む前のポイントを紹介します。

① 「参加料別途」の大会は、トータル費用が上がる

寄付額だけで判断しない
ふるさと納税で得られるのが「出走権のみ」の大会では、参加料が別途必要になる場合があります

参加料別途の大会は、「安く走る」というより「抽選を回避して確実に走る権利を確保する」と考えると納得しやすいです。
申し込み前に、寄付額・参加料・手数料を含めたトータル費用を確認しておきましょう。

② 先着枠は早期に埋まることがある

受付開始時期を確認する
ふるさと納税枠は、定員に達すると受付終了になる場合があります。

人気大会や枠数が少ない大会では、受付開始後に早めに枠が埋まることもあります
気になる大会がある場合は、受付開始日や申し込み方法を事前に確認しておくと安心です。

③ 控除の上限額を超えた分は自己負担

控除上限を超えると自己負担
ふるさと納税の自己負担が2,000円で収まるのは、控除上限額の範囲内で寄付した場合だけです。

マラソン出走権の返礼品は、1件あたりの寄付額が大きくなることもあります。
申し込む前に、ふるさと納税ポータルサイトのシミュレーターなどで、自分の控除上限額を確認しておきましょう。

④ ワンストップ特例が無効になるケースがある

確定申告する人は要注意
医療費控除などで確定申告をすると、ワンストップ特例の申請は無効になります。

ワンストップ特例を申請していても、確定申告をする場合は、申告書にふるさと納税分を自分で記載する必要があります。
寄附金控除の記載を忘れると、控除が受けられない可能性があるため注意しましょう。

⑤ ポータルサイトのポイントは付かない(2025年10月〜)

ポータル独自ポイントは対象外
2025年10月以降、ふるさと納税ポータルサイト独自のポイント付与は対象外です。

楽天ふるさと納税・さとふる・ふるなびなどのサイト独自ポイントは対象外になります。
ただし、クレジットカード決済に伴うカード会社側のポイントは、引き続き付く場合があります。

ふるさと納税マラソン枠の申し込み方法と流れ

ふるさと納税の出走権は、寄付して終わりではありません。エントリー完了まで4ステップあります。

  1. ポータルで寄付する:対象自治体へ寄付(この時点ではエントリー未完了)
  2. 案内メールを受信:数日〜2週間ほどで、自治体から専用エントリーURL(RUNNET等)が届く
  3. 大会エントリー:専用URLから期限内に参加者情報を入力。参加料別途の大会はここで決済
  4. 税の控除手続き:ワンストップ特例の申請、または翌年に確定申告
寄付後のメールを必ず確認

大会によっては、寄付後に専用URLから別途エントリー手続きが必要です。
期限を過ぎると、寄付金は戻らないのに出走権だけ失う可能性があります。

よくある質問(FAQ)

東京マラソンはふるさと納税で出られる?

東京マラソンに「ふるさと納税枠」はありません。よく混同される「チャリティランナー枠」は、ふるさと納税ではなく寄付先団体への寄付です。

家族の名義で申し込んで、自分が走れる?

多くの大会では「寄付者本人=出走者」が原則ですが、寄付時に出走者を指定できる大会もあります。「寄付者本人のみ」か「指名可」かは大会ごとに違うので、申込前に必ず確認してください。

大会が中止になったら、寄付金は戻ってくる?

返金されないのが基本です。対応は大会ごとに分かれ、翌年への出走権持ち越し・代替の返礼品・対応なしなどさまざまです。申込前に各大会の規約を確認してください。

ワンストップ特例は使える?

寄付先が年間5自治体以内で、確定申告をしないなら使えます。医療費控除などで確定申告する人は、申告書にふるさと納税分を記載する必要があります。

申し込めば必ず走れる?

受付期間内であっても、枠が埋まれば締め切られます。人気大会は早期に完売することもあるため、受付開始の時刻を狙うのが確実です。

まとめ

ふるさと納税の出走権枠は、選び方次第で「抽選の回避」にも「お得に走る」にも使えます。選び方はシンプルに2つです。

  • 抽選を回避したい
    → 倍率の高い大会(金沢・京都・神戸 など)
  • 先着順の大会にお得に出たい
    → 参加料込みの大会(NAHA・黒部名水・新潟 など)

気をつけたいのは、

  • 参加料別途
  • 先着販売
  • 控除上限

の3点。申し込む前に、自分の控除上限と各大会の最新情報を確認しておきましょう。

私自身も金沢をはじめ、先着枠の大会を旅ランと組み合わせながら検討しています。この記事が、同じように迷うランナーの参考になればうれしいです。

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